前の職場でレッスンしていた時は
幼児さんが指番号をヒントに音を読んでしまうことが多く、指番号を♡マークで塗りつぶして隠したりしていました。
5本の線の音符を読むより
右手なら
1→ド
2→レ
3→ミ
4→ファ
5→ソ
数字をヒントにしたほうがすぐに分かる!
と気づいてしまう生徒さんが何人も…!
数年間はそのルールで弾けるのだけれど、
レベルアップして音が増えてくると
数字と音が合わなくなってしまって
急に弾けなくなってしまう…。
生徒さん達が便利な数字に気づく前に音符が読めるように頑張っていました。
プレピアノコースから始めたRytmの生徒さん達も音が増えてきて、
右手のド〜ソ、左手のド〜ファでは弾けなくなってきました。
音は読めているのに、わざわざ弾きにくい指を使ってしまうお子さんが多くて、なんでかなぁと色々考えていましたが、今朝閃きました。
今使っているテキストは、音が増えるまで指番号が書かれていないんだ!!
生徒さんが自分で
ド→1の指
レ→2の指
ミ→3の指…
とルールを見つけていたら
その音が出てくるとその指で弾かなくちゃとなっているのかも!
プレピアノコースのテキストで指番号が出てきてから、ピアノのテキストに指番号が書かれるまでに1年くらい間が空くので「この数字はなんだろう?」と思っている子もいるかもしれません。
もう一度丁寧に説明しなくちゃと反省したのと同時に
テキストの書き方の小さな違いで生徒さん達の考え方にも違いが出ているのを面白いなぁと思いました。
私は先にそれに気づいて対策しなくてはいけませんでしたが。
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