ピアノ曲をレコーディングする仕事をしました。
レコーディング、大変です。
今まで、本番では間違えないことよりも音楽を止めないことが大切でした。
たとえ曲の途中でミスをしても
何もないような顔をして最後まで弾ききること!
でもレコーディングは違いました。
弾き間違えではなく、隣の音を引っ掛けただけでアウト。録り直しです…
楽譜通り弾くことには気をつけていましたが、音を引っ掛けてしまうことは意識していなかった…ということに気づきました。
曲が盛り上がってきて気持ち良く弾くと音を引っ掛けてしまうし、ミスに気をつけて弾くと消極的になってしまうし…
難しい!
私の準備の仕方が甘く、たくさん時間を使ってしまいました。
集中して数時間弾いていると手がプルプルと震えてきて、目がグルグル回ってしまうみたいな感覚。子どもの頃テレビで見た「電撃イライラ棒」を思い出しました。
まるで楽譜と勝負しているみたいでした…対話したいのに。
まだまだ録れなかった曲があります。
音を絶対に外さない練習をして次回のレコーディングに臨まなければ。
ミスなく弾くことはまず大切ですが
作曲された方のイメージに合う演奏ができていると良いなと思います。
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